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ドクダミ科ドクダミ属の多年草で、空き地や家の裏などいたるところで見かける匂いの強い植物だ。昨今の健康ブームでは、乾燥させて煎じたお茶を飲むことなど何度もクローズアップされて有名だが、江戸時代などの薬草の本にもその効能が万病に効くとして載っているそうだ。子どものころ、葉っぱを揉んでその汁を擦り傷などにつけられた人も多いのではないか。
花と見える部分(総苞)の中心の黄色いところが本当の小さな花の集合体だとか。濃緑色の葉っぱや日陰の薄暗さの中に咲く、真っ白い花はとても印象深いものがある。(土屋)
この写真は、2月に生協連の食堂・売店部会が、慶応義塾大学藤沢キャンパスの食堂や売店に視察研修で訪れた際、キャンパス内に立てられていたものを撮影した。福沢諭吉が慶応義塾の創始者で啓蒙思想家・教育者であることはご存知の通りである。 明治維新後も新政府に入らず民間にあって私学の慶応義塾での教育と文明開化期の国民の思想的啓蒙のために尽くした人物として日本の偉人伝に名を連ねている。著作:学問のすすめの冒頭にある「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず~」は知らない人がいないほど有名な一文だ。今回調べてみて、男女平等や一夫一婦制などを唱えた先駆者でもあると知った。
1984年発行の一万円札から、それまでの聖徳太子に代わって登場し、2004年のお札の改定時にも福沢諭吉だけが残っているので印象が深い。(土屋)
追記
同大学名誉教授の正田彬氏は、先日の長野での消費者月間記念講演の中で、「人権思想を唱えた福沢諭吉は明治維新期の異端児であった。」といわれた。福沢諭吉などの人々が、現憲法で保障され、われわれ日本国民が享受している「基本的人権」のさきがけとなったことを思うと、この銅像が持つ重みを感じる。(小松)
自分が小学生のころは、6月の春の田植え時期と秋の稲刈りの時期に「農繁休業」があって、夏休みと春休みが都会の子供達に比べて短いことを嘆いたものだ。
それでも親戚の田んぼで田植えを手伝って、休憩の時に食べたお茶菓子の味が美味しかったことを覚えている。小さな田んぼは、当時の田植え機も使わずみんなが一列に並んで手植えをしていった。中腰の姿勢に耐え切れず、お尻を田んぼに浸けてしまったり、螻蛄(おけら)を捕まえて遊んだりしたことも懐かしい。
手植えが乗用田植え機に変っても、この季節は農家の方々の活気が伝わってくる喜びの季節でもあると思う。(土屋)
キク科キク属の半耐寒性多年草で、葉は食用の春菊(シュンギク)に似ていて、枝や茎が木質化することからきた名前らしい。3月から7月にかけて花を咲かせる。
子どものころ、女子が「好き、嫌い」とつぶやきながら、花びらを1枚1枚ちぎっていたのを思い出すが、自分は、目玉焼きみたいな花だと思っていた(笑)。
調べると、マーガレットの花びらの枚数は決まっていないけれど奇数が多く、最初に唱える言葉が最後に来ることが多いと言われている。そのことから、恋占いの花になったのだとか。花言葉は「恋を占う」「予言」「真実の愛」など。(土屋)