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中国原産のバラ科の木で、食べられる赤い実が6月過ぎごろに生るのが楽しみだ。江戸時代から栽培されていて、全国で広く植えられているという。
子どものころは「にわ梅」と呼んでいたが、「ゆすら梅」のほうが響きが良い感じがする。小さな葉っぱには、密毛が生えていて独特の手触りが懐かしい。なぜか昨年、鈴なりになった赤い実をコップに一杯取って、井戸水で水洗いして生食したことを思い出し、庭の片隅に植えたものだ。実の食べごろは、鳥たちと競争かもしれない。(土屋)
雨粒に混じって、降ったものだろう。今朝も、太陽が霞んでいるのは春霞というより黄砂のせいではないかと疑ってしまった。
子どものころ、黄砂と聞くとロマンティックな自然現象で長野県には無縁のものと思っていた。今では、ニュースなどで中国内陸奥地の森林減少や砂漠化といった理由も挙げられているし、日本に到達する日数が大幅に増えているとのこと。洗濯物が外に干せないとか、空気中の大気汚染物質が混ざっているとも聞いて、厄介者扱いだ。長野県にも黄砂の観測点が2箇所あるとラジオで言っていて身近になっているのだと改めて思う。
経済だけでなく、環境問題も国際的な協調を強めて解決していかなければならない問題だろう。インターネットで調べると、実際に植林のボランティアをしている日本のNGO組織や企業がたくさんある。現地へは行けないにしても、何かできることがないか調べてみよう。(土屋)
ウィルスの増殖を防ぐ薬としてタミフルとリレンザという2種類の薬があることは聞いていたが、リレンザが吸入式の機械で吸い込む薬とは知らなかった。副作用のニュースで割と有名になったタミフル(飲み薬)だが、耐性ウィルスが出てきたため、このリレンザ(吸入薬)がたくさん使われるようになってきたらしい。
新型インフルエンザの爆発的な流行が懸念される中、医療や農業の分野で薬と耐性ウィルス・病気などの追いかけっこの話を耳にすると、自然の強さと人間の弱さや強さを感じてしまうこのごろです。(土屋)
線路が道路上にもあって自動車と併走するところがあったり、普段は1両だが観光シーズンには2両編成に増発されるとのこと。
コトコトと、民家の脇などをゆったりと走る電車をみると、市民の足でありながら古都に調和して文化にもなっている様子がわかる。修学旅行で京都に来たときは街中に市電が走っていたが、今では廃止されて長いとも知った。
近くの東映太秦映画村には、明治時代の京都の市電車両(復元)もあり、前部にバスケットが付いていて車両の比較が良くできる。(写真・下)この古い車両を見て、国語の教科書で読んだ話を思い出した。市電に引かれそうになった子供を青年がバスケットから助け上げた話だ。びっくりした子供が粗相をした生成りのシャツを脱ぎ、なんでもないことのように拭く青年に、夏の暑い車内が爽やかになったというような話だった。題名は思い出せない。(土屋)
前の日、車の中からも梅が見え、群馬県でももう梅が咲いていると聞き、早い春の訪れを感じた。長野県でもこの分では例年より早い開花が見られるのではないだろうか。
梅は百花に先駆けて咲き、桜などに比べ休眠が浅いために開花時期が天候によって大きく左右されるそうだ。高温・適湿・多照の年は開花時期が早まり、乾燥の激しい年や気温の低い年はやや遅くなる。寒い中、いち早く春の訪れを知らせる梅の花は、1月下旬~5月上旬まで、約3ヶ月間かけて、ゆっくりと日本列島を北上するという。
今回見学した「コープ袋井田町店」(袋井市)は、環境配慮型店舗のモデルとして位置づけられていて、駐車場に設置した太陽光発電パネルの電気から作った氷で冷蔵ケースを冷やし、照明に発光ダイオード(LED)を使用するなど様々な工夫がされていた。
極端な暖かさにも温暖化の影響が現れている気がする。省エネ、CO2削減は待ったなしだ。(小松)