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「石榴」は、西南アジア原産のざくろ科の落葉小高木で、日本へは10~11世紀頃渡来したという。
今から40年も前、隣家の道路端に石榴の古木があって、熟すと毎年おすそ分けをいただいた。当時では珍しく甘い品種で、外皮から割れて見える実は宝石のように美しくて大好きだった。しかし、食べる部分はあまりなく、口の中で押しつぶすと種だけがたくさん残る。
6月ごろに咲く花も朱色をしていて独特な雰囲気が印象に強い。「紅一点」の語源の木だとか。(土屋)
「木育(もくいく)」という言葉にも初めて出会った。
考えてみれば、日本は国土の7割を森林や占めており、森は私たちの生活につながり、木の柔らかさや温かみが子ども達の心の育成に大きく携わってきたのだと思う。
近海漁業を営む人たちが、川の上流の植林に力を入れているのは有名な話だし、外材をあたり前のように消費して自国の森を荒廃させてきた政策の転換が叫ばれるのも必然だと思う。「木育」は環境の問題・食の問題・人間形成といった多面的な学びが出来るとのこと。
木の昆虫をひっくり返してみて、足は体のどこから出ているか?何本だったか?一瞬考えてしまう自分がいた。「木育」が広まって欲しいと思う。(土屋)
毒々しい血の色のような赤と、帯状にくねくね波打つ様子が子どものころから薄気味悪い印象を持っていた。
年月とともに、ビロードのような柔らかい感じが美しいと感じるようになって不思議だ。
鶏頭は、熱帯アジアが原産のヒユ科の一年草とのことで、黄色い色違いの花は知っていたが、花の色やかたちなど様々な種類があることがわかった。
最近良く見かけるウモウゲイトウ(羽毛鶏頭)などは、特にかわいらしい。(土屋)
上田市塩田地区はため池が多い。
ハスは、沼や池などに生育する多年生の植物で、観賞用やレンコン(蓮根・ハスネとも言う)を収穫するために作られている。ハスの名前は、果実がハチの巣状であるので、蜂巣(はちす)と呼ばれたものが変化したという。原産地はインドと言われ、仏像はハスの花(蓮華)の台座に立ったり座ったりしていることが多いように、仏教と関係が深い。
実の皮が厚いので長期間土の中で発芽能力を保つことができるといい、昭和26年(1951年)に発掘され、大賀一郎理学博士が発芽させた有名なハス(大賀ハス)の実は、弥生時代後期のものとされているし、800年ぶりに発芽に成功した中尊寺ハスや、埼玉県行田市でおよそ1400年から3000年前のものが発芽した例(行田蓮)もある。花言葉は「雄弁」(土屋)
漢字で読むとおり、9月の終わりごろまで約3ヶ月も次々と花をつけるため咲き続けているように見える夏の代表的な花。
呼び方と漢字が違っていて、雑学クイズに出そうな名前は印象的で、子どものころから覚えていた木だ。樹皮が無いように見えることや、木の肌をくすぐったり、なでると木の枝をゆらすといった昔話があることから、別名では「わらいのき」「くすぐりのき」の呼び方もあるとか。
フリルのようにしわしわの縁の花は、赤(紅)やピンクや白があり、花言葉は「敬愛、潔白」「雄弁」など。(土屋)