長野県生活協同組合連合会

　1月28日（月）長野中央病院東館において第2回医療部会を開催し、高藤美和子部会長（長野医療生協専務理事）、東信医療生協原健専務、上伊那医療生協野口正泰専務、県連から小松事務局長、田島事務局員が参加しました。
　事務局が、この間行われた県連主催賀詞交歓会などの報告や、第１０次中期計画・県連６０周年行事について説明した後、３月に予定する医療部会と介護･福祉部会の合同視察研修会の視察先について話し合いました。
　続いて、２００７年度第２・３四半期の経営状況について各生協から報告が行われ、厳しい環境下での事業の状況やデイケア施設の増設、グループホームの新設予定などの情報を交流しました。
また、小松事務局長が生協法改正の要点について説明を行いました。

　12月16日（日）長野医療生協東館（長野市）において、県生協連医療部会・2007年度接遇改善研修会を開催し、長野・東信・上伊那の３つの医療生協の役職員・組合員及び県連事務局の52名が参加しました。
　高藤美和子部会長（長野医療生協専務理事）の挨拶で開会し、広島中央保健生協の藤井ノブ子看護部長が、「フィッシュで顧客満足を高める！」というテーマで講演を行いました。参加者は、「フィッシュ（哲学）」を導入して活き活きとした職場に変わった慈恵医大病院や、情報を共有化するツールを使った広島中央保健生協の実践報告を聞き、医療や介護現場でのサービスの質の向上と、活気があり展望のある職場作りに役立つフィッシュの考え方について学ぶことができました。各生協の取り組み交流では「職場のいい話を集め共有化して元気な職場にしていきたい」「自分の働きの中からフィッシュしていきたい」等の感想も出され大変有意義な研修会となりました。

　8月 9日（木）あおぞら薬局（長野市）の会議室において、高藤専務（長野医療）・原専務（東信医療）・野口専務（上伊那医療）・小松事務局長・田島担当（県連事務局）が出席して、第1回医療部会を開催しました。
　高藤部会長が開会挨拶を行い、議事進行を務めました。報告事項では、07年度県生協連の重点課題として、第10次中期計画の策定及びアンケートの実施、改正生協法の学習会等について小松事務局長が報告しました。
　協議では、07年度の医療部会の活動計画に関して接遇研修の日程・会場・講師や医療・介護福祉視察研修の時期と視察先候補等について検討しました。また、第１四半期の経営状況と今後の対応について話し合い、2008年から始まる健康診断と保健指導の義務化問題（健康保険料の上限引き上げ）の対応について意見交換を行いました。

県生協連医療部会は、11月12日（日）に長野中央病院東館２階会議室において、接遇研修「医療生協の事業と医療生協人」を開催し、57名の役職員が出席しました。高藤部会長（長野医療生協専務）による開会挨拶の後、日本生協連医療部会　藤谷恵三事務局長が「医療生協の事業と医療生協人」～地域の協同と接遇にふれて～　と題して講演を行いました。医療・介護をとりまく情勢について話されたほか、医療生協の目的が組合員の幸せのために事業を行うことであり、健康づくり活動やまちづくり活動として医療を見つめなおす事が大事であると述べられました。また、「医療生協人」運動として、組合員の満足度を高めることが接遇であるとも話され、地域の思いを協同の力で「かたち」に変えるという２０１２年の医療生協の姿について述べられました。他に、先進的な活動例として南医療生協（愛知県）・徳島健康生協・庄内医療生協（山形県）・岡山医療生協・高知医療生協等の紹介をいただき、参加者からも大変参考になったとの感想が聞かれました。

医療部会と介護福祉部会は、10月6日（金）～7日（土）にかけて、愛知県の南医療生協と社会福祉法人「愛知たいようの杜」を視察しました。この合同研修会は、地域に住み続けるためのまちづくり・施設づくり・仕事づくり等、組合員が中心になった活動についての交流や、小規模多機能施設の取り組みの施設見学を目的に開催し、医療部会高藤部会長（長野医療生協専務理事）、介護福祉部会川﨑部会長（全労済長野県本部専務理事）をはじめ、５生協の３３名と県連事務局１名が参加しました。第1日目の南医療生協の研修では、中村常務の司会のもと、南医療生協の介護福祉事業の取り組みやグループホーム「なも」から小規模多機能ホーム「もうやいこづくり」、生協ゆうゆう村づくりの取り組みについての報告を伺いました。また、参加者が４つのグループに分かれて、施設見学とグループ交流・討議を行いました。２日目は、「愛知たいようの杜」のゴジカラ村：遠藤施設長の講演を「古民家ほとぎの家」で聴いた後、特養・ケアハウス・モデル住宅の施設見学を行いました。