生協連がお送りするフォトブログです。随時更新中!
いったい「カバン」て何なのだろうと碑を読むと、明治13年(今から129年前)に当時の銀行員が郷里の南佐久から苗を「鞄(カバン)」に入れて運び、銀行の本店に植えたことからついた愛称と書いてある。その後、この史跡公園に移植されたとも。
3本の藤の木が広い藤棚いっぱいに枝を広げ、盛りをかなり過ぎていたが、長い花房に見事さが伺えた。古い話は民話になっていたり、新しいものも幾年月のうちにいわれとして伝わるようになるのだろう。各地の銘木を訪ねるのも、おもしろいかもしれない。(土屋)
ユリ科スズラン属に属する多年草で、鈴のような小さな白い花をたくさんつける。
北海道を代表する花として知られるが、長野県では富士見町、南牧村の花となっている。
知らなかったがスズランは毒草で、特に花は心臓に強く働く毒があるそうだ。
花言葉は「幸せの再来」。花を贈られた人は幸せになるという。(土屋)
長野県生協連の事務所のそばに、今が盛りと紫の花が咲いている。
「何れ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)」の言葉どおり、見分けるのが難しいと言われるので調べてみた。「あやめ」「かきつばた」の順番で咲き、乾燥した地面で育つことと、写真のように垂れ下がる花びらの弁元に黄色と紫の綾目(あやめ)模様があるのが「あやめ」。湿地を好み、花弁元から白や黄色の切り込みのようなスジがついているのが「かきつばた」らしい。
ちなみに、「あやめ」の学名アイリスはギリシャ神話の虹の女神の名前で、「虹」を意味するとか。(土屋)
桃の濃いピンクの花が終わって2週間、庭の草木や果樹の花も次から次へと咲いていく。
りんごの花や実を見ると、祖父母と過ごした生活からか、戦後すぐに大ヒットした「リンゴの唄」(並木路子、作詞:サトウハチロー)や、「リンゴ追分」(美空ひばり)など古きよき?時代の歌をなぜか口ずさんでいて、自分で驚く時がある。
飯田市には、1947年の大火(中心市街の約7割が焼失)の後に、飯田東中学の生徒が発案して、防火帯道路の真ん中の緑地帯へ植えた、全国的にも有名な「りんご並木」がある。60年近く前に、実の盗難や駐車場問題などの困難を乗り越え、生徒達が取り組んだりんごの植樹による街づくりの話は感動的だ。(土屋)