生協連がお送りするフォトブログです。随時更新中!
長野県内では月遅れの8月7日に行われることが多いと思う。子どものころ、笹に願い事を書いた短冊を結びつけて軒先に立てたり、織姫・彦星の話をしてもらったことを覚えている。
松本市の伊勢町商店街を歩いていたら、店のディスプレーや窓などに紙の人形が飾られているのに気づいた。全国には、色紙や千代紙で作った七夕の人形を飾るところがあり、松本市や大町市にも伝承されているのだという。「七夕人形」を軒端に吊るすという習俗は江戸期から伝わっているらしく、日本民俗資料館(松本市)にある人形には、国の重要民俗資料に指定されているものがあると聞いて驚いた。
松本市中央公民館では、紙で作った大きめの人形に、子ども用の浴衣を着せたものが展示されていた。地域に残る風俗を見ると何だかうれしくなる。(土屋)
昔も夏休みの定番といえばラジオ体操だった。全国ラジオ体操連盟のホームページを見ると、昭和3年に国民保健体操という名称でラジオ放送されたのが始まりと書いてある。80年近く前からあったのかとびっくり仰天である。
子どもにくっついて公園に行くと、懐かしい歌が始まった。「あ~た~らしい朝が来た、希望の朝だ」、現在も歌われているこのラジオ体操の歌は、昭和31年にできたものだとか。そして、ラジオ体操の第1は老若男女を問わず誰でもできるところ、第2は第1よりやや運動量を高めて、体をきたえ筋力を強化するところにポイントを置いているとのこと。
終了後、子どもがラジオ体操カードにはんこを押してもらっていた。家族旅行などに縁のない家に育った自分は、はんこの欄が皆勤だった。
朝から身体を動かし、爽快な一日を始めることができた。明日も行こう。(土屋)